※あくまで勉強会の報告書ですので,間違った解釈が含まれる可能性があります.また,形式は統一していないことをご承知おきください.内容に関するコメントなどは是非事務局までお願いいたします.

 

また、本報告書は基本的に「野田泰一・西川輝昭(編集:2005)国際動物命名規約第4版(日本語版)」と「大久保 憲秀 (2006) 『動物学名の仕組み 国際動物命名規約第4版の読み方』」を参照しています。その他の引用文献はページ末に付してあります.

 

2012年6月10-11日

第4回命名規約輪読会

松崎 圭佑

 

条66~67.2(属階級群におけるタイプ)

※適任でない種

  • 出版物を引用しただけのもの(例:A属には、Matsuzaki (2011)、Matsuzaki (2012)に記載されている種が該当する。)
  • 適格な属階級群名を異名として引用すること
  • 確固たる根拠を以って新属に含まれないもの

管理規定

題:国際動物命名規約(第4版)

著者:動物命名法国際審議会

効力:2000.1.1~

※これらは、引用する際に必要

  • いかなる言語でも効力をもつ(要認定)
  • 1757年以前の命名行為は対象外
  • 質問は審議会へ
  • 勧告、例、表題、付録に法的拘束力はない
  • 審議会が支配権を委任し、承認を受けた勧告に基づいてのみ行動する動物学者の国際団体は規約の改正が可能